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2007年03月31日

セントジョーンズワート

晴れヨーロッパ原産の多年草で、現在は世界各地に分布しているセントジョーンズワートは、2000年も前から精神を鎮静させる効果のあるハーブとして利用され、最近では、うつ病の治療に効果があるとして注目され、サプリメントなども人気も高まっています。
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中国では「小連翹(ショウレンギョウ)」という生薬として、地上部を乾燥させたものを煎じて飲用すれば、痛みを鎮めたり月経不順に有効とされ、生葉の搾り汁は止血剤として外用するなど、古くから利用されてきました。
wikipediaも参考
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ラベンダー

晴れ美しい薄紫色の花と爽やかな甘い香り。ラベンダーは、世界中の人々から広く親しまれている、地中海沿岸地域が原産地のハーブです。古代ローマ人たちもラベンダーを愛し、沐浴の浴場にラベンダーを入れて香り付けを楽しんでいました。そこから、ラテン語で「lavare=洗う」という言葉がラベンダーの名前の由来となっています。また浴場だけでなく、化粧水薬用、衣類の虫除け、お祝い事などにも広く利用されていたようです。
ラベンダーは、地中海沿岸からアフリカ北部にかけて約37種の原種が知られていて、ストエカス、ラバンドゥラ、テンタータ、プテロストエカスなどのグループに大きく分けられます。現在は、交配などによって栽培品種は100種類を超え、様々な花色や形のラベンダーが世界各地で栽培されています。日本では、北海道富良野市のラベンダー畑が有名です。
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ラベンダーは、種類によって栽培に適した環境や開花期に違いがあるため、土地の条件にあった種類を選ぶことがうまく育てるコツといえます。また、種類によって有効成分が異なるものもあります。例えば、真正ラベンダーとスパイクラベンダーの自然交配種であるラバンジンは、真正ラベンダーにはないカンファーという成分を含んでいます。リラックス作用はあまり期待できませんが、呼吸器系の症状を緩和したり、筋肉の痛みを和らげるのには適しています。ラベンダーを薬用として利用する場合は、その含有成分にも注意が必要でしょう。

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スィートバジル

晴れピザやパスタなどのイタリア料理に欠かせないスウィートバジルは、原産国はインドで、タイやベトナムなどの熱帯アジアでも多く利用されています。インドでは古くから宗教的儀式に利用され、伝統医学アーユルベーダーでは、気管支系疾患の治療などに利用されていました。ヨーロッパには、インドからアレキサンダー王(B.C.356〜323)によって伝えられ、日本には江戸時代後期に渡来したといわれています。
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バジルにはたくさんの種類があります。ホーリーバジルは、ヒンドゥー教では最も神聖な植物とされ、女神ラクシュミーの化身と考えられていました。また、タイ料理にはタイバジルが大量に利用されます。この他にも、レモンの香りの「レモンバジル」、赤紫色の葉をした「ダークオパールバジル」、レタスのように葉が縮れているレタスバジルなど150種類以上にのぼり、たくさんの栽培品種が作られています。

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ブルーベリー

晴れ北米の酸性土壌が原産地のブルーベリーの名は、果実が熟すと濃い青紫色になることに由来しています。北米の先住民たちは、古くからローブッシュ(Vaccinium angustifolimum)などの野生種のブルーベリーを、食料や病気治癒の目的で利用してきました。また、ヨーロッパでは、葉や果実のエキスを壊血病や泌尿器系疾患、糖尿病などの民間薬として利用されたこともあったようです。

第二次大戦中に、イギリス国軍のパイロットがブルーベリージャムを摂取し続けたところ、薄暗くなってもよく見えることに気づいたことから研究が進み、医薬品として認められるようになりました。(医薬品として利用されるのは有効成分が多く含まれる野生種。)
ブルーベリーの最大の特徴である青紫色は、「アントシアニン」という色素成分に由来します。アントシアニンとは、植物に含まれる紫色の色素で、ブドウやアヤムラサキという種のサツマイモ、古代米などにも含まれています。抗酸化物質であるポリフェノールの一種で、視力改善作用には高い即効性が確認されています。
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目の網膜には、ロドプシンという紫色の色素があり、光の作用によってビタミンAに分解され、再合成されることによって脳に信号が伝わり、「見える」と認識されます。長時間にわたって目を酷使すると、ロドプシンの再合成が追いつかずに減少していきますが、アントシアニンを与えることによって再合成が促進され、視覚機能が高まるのです。視覚機能改善の目的でのアントシアニンの1日の摂取量は120〜250mgといわれ、生のブルーベリー果実で約90〜180g、乾燥品であればその4分の1程度といわれています。ブルーベリーに含まれるアントシアニンは熱に強く、加熱しても失われる率が少ないといわれています。
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コリアンダー

晴れタイに代表される東南アジア中国の食卓には欠かせない、独特の香りを放つハーブ、コリアンダーの香りは、日本人のあいだでは好き嫌いがはっきりと分かれ、どうしてもこの香りだけは受け付けないという人も多いようです。

コリアンダーの原産地は地中海沿岸地方で、古代エジプトの医学書「エーベル・パピルス」(B.C.1500年頃)にもその名が記されていることから、古くから薬用利用されていたことがわかります。その後、ローマからインド、中国などへと渡り、日本には平安時代頃に伝わったといわれています。

「コリアンダー」という名は、この独特な香りと関係があります。古代ギリシア時代、コリアンダーは「korian-non」と呼ばれていました。korisとは虫、annonとはアニスの実という意味があり、葉や未熟な果実に虫のような強い香りがあることに由来しています。日本でカメムシソウと呼ばれるのもそのせいでしょう。

しかし、中国では香菜と呼ばれていることや、タイでは様々な料理に大量のコリアンダーが利用されるところを見ると、日本では嫌われがちなこの香りも中国や東南アジアでは良い香りのハーブなのでしょう。
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コリアンダーは葉だけでなく、完熟して種子を乾燥させてスパイスとしても利用します。乾燥させると、強烈な香りはマイルドになり、スパイシーな中にも甘みのあるような香りは、カレーや煮込み料理、お菓子の風味付けなどにも利用されます。
薬用に利用されるのも種子で、砕いて熱湯を注いだ浸出液を飲用すると、鼓腸や腹痛を改善するといわれています。また、食後に種子を数粒噛むと消化促進に役立ち、口臭も予防する効果もあるといわれています。また、外用にも用いられ、粉末にした種子を少量の水で溶いてペースト状にしたものを関節痛などに用いられます。
世界薬用植物百科事典  アンドリュー・シェヴァリエ原著 難波恒雄監訳 誠文堂新光社
wikipediaも参考
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ルイボス

晴れ乾燥した高地を好むルイボスは、南アフリカのケープ州西部、セダルバーグ山脈一帯にしか生育しないマメ科の針葉樹です。緑色の葉は落葉する時に赤褐色に変化し、これを発酵及び乾燥させたものをお茶として飲用します。

「ルイボス」の名は、現地の言葉で「赤い灌木(Redbush)」を意味し、古くから南アフリカの原住民の間で「不老長寿のお茶」、「様々な病いに効くお茶」として珍重されてきました。18世紀後半にスウェーデンの植物学者により世界に発表され、日本でルイボスが紹介されたのは、近年になってからのことです。
ルイボスの抽出物には、この活性酸素の働きを抑制する物質が多く含まれています。しかも、ルイボスにはカフェインが含まれていないため、胃に負担をかけずに体に優しく作用してくれるため、幼児からお年寄りまで安心して摂取することができます。

また、ダイヤモンドや金などの鉱物資源の豊富な南アフリカで育ったルイボスには、鉄分や銅、亜鉛、マンガン、カリウム、カルシウムなどのミネラルも豊富に含まれることから、肌や身体の健康状態の維持にも有効に働きます。
「薬草茶・健康茶カラー百科」  伊澤一男 監修  マキノ出版ムック
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オリーブ

晴れ地中海沿岸地方を代表する常緑樹オリーブは、有史以前から栽培され、食用、薬用として広く利用されていました。現在はスペインイタリアなどの地中海地方のみならず世界各地で栽培されており、500種を超える品種があるといわれています。日本では明治41年、地中海地方と気候が似ている瀬戸内海に浮かぶ小豆島でオリーブの植樹に成功して以来、たくさんのオリーブが島じゅうに植えられています。
オリーブは、樹齢15年を過ぎた頃から実をつけ始めます。9月から11月にかけて緑色から黒紫色に熟していく果実は、摘んでしまうと酸化しやすいため、すぐに搾ってオイルを採取します。オリーブオイルは国際規格によりグレードが厳密に定められており、酸化の度合いが低く、フルーティーな香りの持つオイルほどグレードが高く、最高級のオイルが「エクストラバージンオリーブオイル」となります。オイルにしてしまうと酸化しにくく、品質が安定するため、食用にも美容にも適したオイルです。
 古代オリンピックでは、選手の筋肉疲労の回復のために利用されたり、絶世の美女といわれるクレオパトラもその美しさを保つためにオリーブオイルを使用したといわれています。
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 オリーブオイルは、植物油の中でも消化吸収がよく、主成分であるオレイン酸をはじめ、リノール酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸が豊富に含まれ、血中の善玉コレステロールを増やして動脈硬化を予防します。また、便秘を予防したり、胃液の分泌を促進し、消化を良くする働きもあるといわれています。外用すれば、炎症やかゆみを抑えたり、乾燥した肌に潤いを与えてシワを予防したり、妊娠線の予防にも効果があり、美容やアロマセラピーの分野でも広く利用されています。
「アロマセラピー百科事典」 クリッシー・ワイルドウッド著  日本ヴォーグ社
wikipediaも参考
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メグスリノキ

晴れメグスリノキは日本特産の落葉高木で、岩手県山形県以南の本州と四国九州宮崎県鹿児島県を除く)の山地に分布しています。この植物を煎じた液で目を洗うと眼病に効くことが名前の由来とされています。江戸時代初期の記録でこうした用い方の記録がありますが、安土桃山時代頃から既に利用されていたと考えられています。

メグスリノキは、別名で「千里眼の木(千里の彼方までよく見えるようになることから)」、「長者の木」などとも呼ばれています。また、学名の“Acer”は「カエデ属の」、“nikoense”は「日光の」“Maaximowicz”は「命名者の名(マキシモウィッチ)」の意味で、江戸時代末期にロシアの著名な植物学者マキシモウィッチの助手である日本人がメグスリノキを日光で採取したことによるそうです。
メグスリノキにはエピ・ロトデンドリンというアルカノイドに近い有効成分が含まれており、この成分に肝機能を活発にする作用があることが実験で明らかになっています。漢方の世界では、肝臓と眼とは密接な関係があると考えられており、眼の治療を行う場合、肝臓を強化する処方が行われますが、肝機能を活発化させ、その働きの一つである解毒作用がよく働くようになることによって、眼にたまった毒素も排出され、様々な眼病にも有効であると考えられます。
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2007年03月30日

ジャスミン

晴れジャスミンには多くの種類がありますが、芳香茶として広く利用されているのは、中国で茉莉花(マツリカ)と呼ばれる種(jasminum sambac)です。中国では、この花を化粧品の材料や髪飾りに利用したり、花を混ぜた香油で体をマッサージしていました。また、インドでは、この花を「木立の月光」と呼び、変わらぬ愛の証として贈り物に用いられたといわれています。

ジャスミンはつる性常緑の低木で、中国やインド、アフガニスタン、イランあたりが原産地です。夏から秋にかけて白または黄色の香り豊な花を咲かせます。開花は、まだ夜が明けない午前2時頃から始まり、開花時の花の香りが一番良いことから、香りの質が高いお茶や香料の原料を採取するためには、夜明け前から摘む作業を行うのです。
市販のジャスミン茶を利用するのも手軽な方法ですが、ジャスミンの花のハーブティーを紅茶や好みの中国茶などにブレンドして、オリジナルのジャスミン茶を作ってみるのも楽しいものです。また、ジャスミンの花をウォッカやホワイトリキュールなどに漬け込んだハーブリキュールにしても、すばらしい香りが楽しめます。
「アロマテラピー〜自分の香りをみつけよう」 児玉良治 監修   新星出版社
wikipediaも参考
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2007年03月29日

パッションフラワー

ブラジルのアマゾン川流域が原産地である蔓性多年草のパッションフラワーは、世界の熱帯、亜熱帯地域に約200種類以上が分布するといわれています。鮮やかな紫や白色が混在する、グロテスクとも、造形的ともいえるような大きな花を咲かせます。花の中心部が時計の文字盤に似ていることから、日本では、トケイソウと名付けられました。
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卵に似た形の果実には食用となる種類が多く、「パッションフルーツ」と呼ばれています。代表的な種類として、クダモノトケイソウが挙げられ、日本では、沖縄県や奄美諸島、小笠原諸島などの温暖な地方で栽培されています。南国を想像させるようなトロピカルな芳香を放ち、果実を切ると、中にはたくさんの小さな種の周りにオレンジ色をしたゼリー状の果肉があり、この部分を生食したりジャムジュースなどに利用します。栄養価も高く、ビタミンAやβカロチンが豊富に含まれ、眼精疲労に有効であるほか、クエン酸やカリウム、リノール酸、ビタミンC等が含まれ、高血圧や動脈硬化予防、疲労回復などに役立ちます。

パッションフラワーは、アマゾン地域では「マラクジャ」と呼ばれ、古くから葉を煎じて鎮静剤として用いたり、つぶした生葉を頭痛などの痛みの緩和に用いてきました。こうした伝統的な使用方法が、16世紀、ペルーに渡ったスペイン人の医師により報告されたことから、急速に普及し、現在、世界中で利用されているハーブの代表格となっています。
「南米薬用植物ガイドブック」 南米薬用ハーブ普及協会
「世界薬用植物百科事典」 A.シェヴァリエ 原著・難波恒雄 監訳  誠文堂新光社
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カモミール

晴れ春から初夏にかけて、可愛らしい小さな白い花を咲かせ、爽やかな風に乗ってすばらしい芳香を放つカモミールは、ヨーロッパでは、紀元前2000年頃からすでに薬用として用いられていました。

カモミールには多くの品種がありますが、一般的に薬用に利用されるのは、ローマンカモミールとジャーマンカモミールで、どちらもほとんど同じような薬効があります。

ローマンカモミールは地面を這うように育ち、花がジャーマン種に比べて大きく、黄色い花托の部分が平らなことからジャーマン種と見分けることができます。また、ジャーマン種は花だけに芳香がありますが、ローマン種には、全草に芳香があります。
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カモミールの名は、その芳香に由来しています。ギリシア語で、「khamai(カマイ)」は「大地」を、「melon(メロン)」はリンゴを表し、「カマイ・メロン」と呼んだことから、英語で「カモミール(カモマイル)」に変化したといわれています。
カモミールは生命力、繁殖力が強く、育てやすいハーブです。日当たりがよく、水はけのよい土壌でよく育ちます。春播き、秋播きどちらでもよいのですが、秋播きして冬を越した方がより丈夫に育つといわれています。踏まれても踏まれてもよく育つことから、イギリスでは芝生がわりに利用されていました。カモミールの花言葉が「逆境に負けない」であるのもうなずけます。

また、カモミールは「植物のお医者さん」ともいわれ、近くに植えたほかの植物を健やかに保ってくれる力があるといわれています。
アロマテラピー〜「芳香療法」の理論と実際」ロバート・ティスランド著フレフランスジャーナル社
wikipediaも参考
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ザクロ

晴れペルシア(現在のイラン)を原産地とする落葉樹の果実、ザクロは、アジア西部では古代から高貴な果実として栽培され、薬用としても利用されてきました。高さが6メートルにもなる高木で、日本では6月頃に赤い花が咲き、秋に果実が熟して不規則に外果皮が割れると、中からピンク色をした多数の種子が顔を出します。
ザクロは世界各地の古代医学書や薬学書に記載されており、原産地のペルシアでは、血液を浄化し、自然治癒力を高める「生命の果実」と尊ばれてきました。

食用となるのは、種子のまわりの朱色をしたゼリー状の部分で、甘酸っぱく、多少の渋みがあります。クエン酸やカリウム、ビタミン、ミネラルが豊富で、疲労回復に役立ちます。カクテルに利用される「グレナデンシロップ」は、ザクロの果汁から作られています。

薬用になるのは根や幹の皮で、アルカノイドのペルレチェリンという成分に寄生虫を駆除する作用があり、寄生虫の多かった戦後まで、日本でもよく利用されていました。

また、果皮に含まれるタンニンには収斂作用と抗菌作用があり、口内炎のうがい薬として利用します。ザクロの中に含まれる様々な酸には血糖をコントロールすることで血液の流れを改善し、結石の改善に役立つともいわれています。
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ただし、ペルレチェリンやタンニンは、多量に摂取すると呼吸障害などを引き起こす可能性もあるので、過剰な摂取には注意が必要です。

近年、女性の老化防止や更年期障害の改善に効果があるとして話題となり、ザクロを原料としたジュース健康食品などが多種販売されています。これは、ザクロには女性ホルモン様の働きをするエストロンという成分が含まれていることが明らかになったためです。
「ハーブ・スパイス館」(小学館)
「これでわかる薬用植物」中田福市・中田貴久子著(新星図書出版)
おきなわの薬草百科(那覇出版社)
wikipediも参考
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ハトムギ

晴れ東南アジア原産のハトムギは、イネ科の1年草で、熟した実を食用や薬用に利用します。茶褐色の固い殻に包まれた種実は、コメやムギよりもタンパク質やビタミンB群、カルシウム、鉄分などの栄養価に富み、東南アジア中国では、古くから重要な食物として利用されてきました。

日本には、7〜8世紀に中国から渡来し、民間で薬用として用いられていましたが、江戸時代中期以降になってから、国の主導により栽培が進められました。

ハトムギは、古来は「唐麦(トウムギ)」、「朝鮮麦(チョウセンムギ)」、また、1反(約10アール)から4石(約180リットル)の収穫ができたことから「四石麦(シコクムギ)」などと呼ばれていましたが、明治以降、鳩が好んで食べることから「ハトムギ」の名が定着したといわれています。
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漢方では、ハトムギの殻を取り除いたものを「ヨクイニン」と呼び、中国では2000年も昔から薬用、滋養強壮に利用してきました。中国の古書「神農本草経」には、「久しく服すれば、補虚、益気、軽身などの効果がある」、「筋肉が緊張して引きつり、屈伸できないもの、関節炎やリウマチなどによい」といった内容の記述があります。日本でも、利尿、解毒、胃腸病、神経痛やリウマチなどの痛みに効果があるとして、実を煎じて飲んだり、お粥に混ぜて食べたり、最近では清涼飲料水のブレンド茶の原料としても盛んに利用されています。
ハーブ・スパイス館」 小学館
「これでわかる薬用植物」  中田 福市、中田貴久子 著 新星図書出版
wikipediaも参考
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シークヮーサー

晴れ日本で唯一、食することのできる野生種のミカンで、別 名を「ヒラミレモン」といい、沖縄を中心に北は奄美から南は台湾まで分布しています。  沖縄では、主に日本一の長寿村として知られる大宜味村で栽培されていますが、多くの家庭の庭木としても植えられ、焼魚や刺身、サラダに絞ったり、酢の物やお菓子など、古くから身近な食材として利用されてきました。

皮の薄い小型の果実は、果皮が緑色の未熟の間は酸味が強く、黄橙色に熟したものは適度な甘味があります。
ちなみに、シークヮーサーの「シィ」とは「酸」、「クヮーサー」とは「与える、食べさせる」の意で、昔は植物繊維のアク抜き用の酸や酢の代用として用いられていたことに由来するといわれています。  
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果糖が少なく低カロリーで、ビタミンCビタミンB1、カロチンやミネラルなどが豊富に含まれています。また、フラボノイドの1種であるノビレチンが、他の柑橘類に比べて2〜10倍も含まれています。
近年の研究によって、ノビレチンには血糖値や血圧上昇の抑制効果 、がん細胞の増殖抑制作用、抗炎症作用などの効果があることが明らかになりました。  
その他にもコレステロール低下作用のあるペクチンや血管を丈夫にするヘスペリジンなども含まれており、シークヮーサーを日常的に利用している大宜味村の長寿との関連が注目されています。
wikipediaも参考
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ローズマリー

晴れ若返りのハーブ〜

ローズマリーの名は、「海のしずく」という意味のラテン語の「ros marinus」に由来しています。ローズマリーはもともと、地中海沿岸に自生していたハーブです。春から夏につける(沖縄では冬でも花を咲かせます)小さな水色の花の可憐な姿が、海のしずくのように見えることから名付けられたといわれています。
ローズマリーには殺菌、酸化防止作用があり、食品を保存するためにも重宝されてきました。肉や魚の臭み消しや、煮込み料理の香り付けに利用するほか、お菓子作りやオイル、ワインの香り付けなど、料理にも幅広く利用することができます。

ローズマリーには茎がまっすぐ上に伸びる木立性と、地面を這うように伸びる半ほふく性、ほふく性の3タイプに分けられます。どのタイプも挿し木で容易に増やすことができ、花の色も水色だけでなく、白やピンク、紫色など様々な種類があり、私達の目を楽しませてくれます。
「ハーブ・スパイス館」 小学館
アロマテラピー〜<芳香療法>の理論と実際〜」(フレグランスジャーナル社)
ロバート・ティスランド 著  高山 林太郎 訳
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クワ

晴れ蚕が好んで食べる葉として、養蚕(ヨウサン)には欠かせないクワ(桑)は、その名の由来も、蚕葉(コハ)、または蚕が食う葉(クウハ)が転訛して、生まれたといわれています。養蚕用に栽培されているのは、中国原産のカラグワ(唐桑)で、日本各地の野山に自生しているヤマグワ(山桑)とは区別されています。

6〜7月頃に実をつけ、白っぽい若い実が、ピンク、赤、紫色に変化しながら熟します。(沖縄に自生するシマグワは、春と秋、一年に二度実をつけます。)  学名のMorusは、ケルト語で「黒」を意味しており、果実の色に由来しています。ドイツでは、この色から、「悪魔の実」と信じられ、子供には食べさせなかったそうです。しかし、熟した実はとても甘く美味で、生食するほか、ジャムシロップなどに利用できます。
最近では、葉の中に含まれるデオキシノジリマイシンという成分が、コレステロールや中性脂肪を取り除き、血液を浄化するとともに、糖分分解酵素の働きを阻害し、糖分が体に蓄積されるのを防ぐ効果があるとして、注目されています。薬草茶として飲用するほか、若い葉は天ぷらやおひたしにして食することもできます。  古くから、桑の木で作った箸で食事をすると長寿を得るといわれるのも、桑の木にはこのように様々な有効作用があるからなのでしょう。
「ハーブ・スパイス館」 小学館
「これでわかる薬用植物」  中田 福市、中田貴久子 著 新星図書出版
タグ:クワ
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2007年03月27日

ミント

晴れガムやキャンディーなどのお菓子歯磨き粉、医薬品など、ミントの清涼感ある香りは、私たちの生活の様々な場面 で利用されており、ミントは、最もなじみの深いハーブのひとつといえます。
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ヨーロッパアメリカアフリカアジアなど北半球の温帯地域に広く分布するミント(ハッカ属)は25種類あり、細かく分類すると、600種類以上になります。代表的なものとして、やや甘味のある香りがするスペアミント(Mentha spicata)や、スッキリとした清涼感の強いペパーミント(Mentha piperita)、葉に毛が生えていてリンゴに似た香りのするアップルミント
「ハーブ・スパイス館」 小学館
「アロマセラピーのための84の精油」
ワンダ・セラー著 高山林太郎訳 フレグランスジャーナル社
ひらめきwikipediaも参考
タグ:ミント 香り
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ビワ

晴れビワは中国を原産とするバラ科の常緑木で、日本では、比較的温暖な地域で多く栽培されており、栽培の北限は岩手県あたりまでといわれています。真冬に白っぽい花を咲かせ、初夏になると大きな種の入った卵型の実が橙色に熟します。
biwa.jpgこの果 実の形が、です。また、最近では、種の粉砕して加工した健康食品も販売されています。
ハーブスパイス館」 小学館
「身近な薬草」 婦人生活社
ひらめきwikipediaも参考
タグ:ビワ ハーブ
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トチュウ

晴れトチュウは、中国の中南部や長江の中流に沿って分布する落葉樹で、中国では5千年以上も前からその樹皮を生薬として、また葉っぱをお茶として用いられてきました。
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 樹皮は、植樹後から15〜6年しないと採取できず、また効果効能も高いことから、「幻の薬木」、「高貴薬」として珍重されてきました。 中国最古の薬書「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」によると、トチュウは「精気を増し、筋骨を堅くして志を強くし」、また「久しく服用すれば身を軽くし、老いに耐える」と記されており、強壮、強精、鎮痛の生薬として利用されています。 そして、この薬効を発見した杜仲という人は、これを絶えず口にして長生きをしたことから「杜仲(トチュウ)」の名が付いたといわれています。

日本には大正時代に渡来し、現在は長野県などで栽培されています。最近の研究によると、トチュウに含まれるゲニポシド酸などの配糖体が、血管を拡張させて血流を良くし、血圧の上昇を抑えるとされています。さらに、血液中の脂質も減少させダイエット効果 も期待できることが明らかになったことから、日本でも注目されるようになり、お茶として活用する人が増えています。

いっぽう、中国では現在でも薬という認識の方が高いようです。また、木に傷をつけると、「グッタペルカ」と呼ばれる白く糸をひく樹液を出しますが、これにも血圧降下作用があるといわれています。昔は、この樹液を接着剤やゴムの原料として利用していたようです。
原色牧野和漢薬草大図鑑(北隆館)
ひらめきwikipediaも参考
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クコ

晴れクコ(枸杞)は、日本から中国台湾、マレー半島などのアジア東部に広く分布する落葉の低木で、茎が蔓状に伸び、枝には短いトゲがみられます。  中国の古書には、「枸(からたち)のようなトゲがあり、杞(こりやなぎ)のように枝がしなやかに伸びるので、枸杞と名付けた」という記載があります。淡紫色の可憐な花を咲かせた後には、卵形の小さな赤い実をつけます。
kuko1.jpg血行促進などに効果 があるといわれています。
おきなわの薬草百科(那覇出版社)
ハーブスパイス館」(小学館)
ひらめきwikipediaも参考
タグ:クコ ハーブ
posted by Osiraseboy at 22:46 | 福岡 晴れ | Comment(0) | TrackBack(0) | ハーブ

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